ホーローケトルの魅力

ホーローの魅力を専門的に分析してみると?

 

ホーローという素材を、もう少し詳しく専門的に解説します。

 

1:耐酸性・耐蝕性=酸に強く、腐蝕に強い。

 

2:耐錆(たいしょう)・浮錆(ふしょう)防止=サビに強いステンレスでも対応できないサビ、腐蝕に耐える特性はホーロー独自のもの。

 

3:耐候性=ホーローは耐候性を必要とする看板などでも広く使用され、また色彩が豊富にだせることから美術的にも大きな魅力のある素材となっている。

 

4:耐熱性=ホーローは塗料やメッキに比べて耐熱性が高く、一般向けでも400℃、最高で600℃までは十分に耐えられるためケトルにも最適の素材。

 

5:熱放散・吸収特性=ホーローの熱的特性としては、遠赤外線の吸収(または放射)と熱放散が挙げられる。そのため、ホーローケトルは早く沸騰しやく経済的(逆に冷めるのも早い)。

 

6:硬度・耐摩耗性=ホーロー自体の硬度はガラスとほぼ同程度だが、金属に焼きつけることでホーロー加工製品はガラス製品よりも硬度が上がる。耐摩耗特性は、プラスチックやガラスに比べて高くじょうぶ。

 

7:製品強度(耐衝撃性)=一般的にガラス層と金属層が厚いほど、ホーロー加工製品の強度は増す。以上のような数々の特質をそなえたホーローは、使い勝手以外に美的な観点からもスペシャルな素材なのだとわかりますね。